建設業労働災害防止協会 栃木県支部
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お知らせ

 ★非常事態宣言★

  平成22年4月8日現在の栃木県の建設業における死亡者数は、既に7人と昨年1年間の
 4人を上回るなど多発傾向にあります。
  しかも、死亡災害の発生原因を見ると、7人中5人が建設業の3大災害である「墜落・
 転落」であります。
  また、全産業における14件の死亡災害のうち、建設業において半数を占めているこ
 とから、先般、栃木労働局長から「死亡労働災害撲滅に向けての緊急要請」の指示を
 受け、周知徹底を図ったところであります。
  また、支部の取組みとして、これ以上の死亡災害を発生させないために、県内10分
 会の実情に対応した労働災害防止対策を図るよう支部長名で指示し、さらに、分会に
 おける活動実施状況の報告を求めました。
  特に、梯子からの転落事故が2件発生しており、梯子の適正使用について指示すると
 ともに全ての現場において、次の事項について周知徹底を図るよう指示しました。

 栃木労働局指示
  1. 安全衛生管理の強化
  2. リスクアセスメント等の導入
  3. 交通労働災害防止の取組み
  4. 機械設備の安全確保の徹底
  5. 墜落・転落災害防止対策の徹底
  6. 安全な作業方法による作業の徹底
  7. 安全衛生教育の充実

 建設業労働災害防止協会栃木県支部指示
  1. 経営首脳者等による安全衛生パトロールを実施すること
  2. 「安全施行サイクル運動」を実施すること
  3. 高所作業等における不安全行動の撲滅を図るため、「ひと声かけあい運動」を
   展開すること
  4. 現場責任者、職長、作業主任者等の職務責任・権限を明確にすること
  5. 作業前に労働者の健康状態を確認すること


死亡災害(平成22年4月8日現在)
木造家屋建築工事業

 H22. 1. 19(金) 14:10頃
 
 作業者・技能者 男 58歳

   (大田原監督署管内)
《バックしてきたトラックとブロック塀に挟まれ死亡》

  アパート新築工事現場で、同僚が4tダンプトラッ
 クを後進させたところ、トラックの荷台の後部とガス
 タンク置き場のブロック塀との間にいた被災者が腹部
 を挟まれた。
       
電気通信工事業

 H22. 1. 24(日) 16:00頃
 
 電工  男 34歳


   (宇都宮監督署管内)
《梯子脚部が滑り、梯子ごと墜落し死亡》

  工場内においてLAN配線及びコンセント配線工事
 を行っていたところ、ケーブルラック上(高さ5.49m
 に配線を行うため、ケーブルラックに梯子をかけて登
 っている際に、梯子脚部が滑り、梯子先端部がケーブ
 ルラックから外れたため、梯子ごと墜落し前頭部を強
 打し死亡した。
道路建設工事業

 H22. 2. 12(金) 16:28頃
 
 作業員 男 60歳


   (栃木監督署管内)
《ストックハウスカーテンシート取付中、梯子から
                   転落し死亡》

 セメント工場内において、同社から発注のあった
 「bUストックハウス北側で入り口カーテンシート改
 修工事」でカーテンシートを取付けるためのワイヤー
 を張る作業中、昇降に使っていた梯子から転落し死亡
 した。
土木工事業

 H22. 2. 23(火) 13:45頃
 
 会社員 男 59歳


   (栃木監督署管内)

《地山上方から落石に跳ね飛ばされ、1.5mの足場から
                   墜落し死亡》

  災害復旧治山事業にかかる山腹への土止壁設置工事
 工事において、被災者は、積上げた土止めブロック面
 に取り付けたブラケット足場(高さ1.5m)上でブロック
 間の目地をブラシで掃除していたところ、山腹上方か
 らの落石に跳ね飛ばされた形で足場から落下し、頚椎
 損傷、肺挫傷等により死亡した。
道路舗装工事業

 H22. 3. 17(水) 13:10頃
 
 土木作業員 男 58歳


   (宇都宮監督署管内)
《手押しと共に1.5m下の水田に転落し死亡》

  被災者は、手押しローダー(650s)で路肩の土を踏み
 固める作業に従事中、手押しローダーと共に1.5m下の
 水田に転落し、頭の骨を折るなどして死亡した。
              
             (下野新聞記事による)

 H22. 3. 17(水) 14:05頃
 
 土木作業員 男 63歳


   (日光監督署管内)


《屋根上の伐倒木除去作業中、屋根から5m下の地面に
                   転落し死亡》

  屋根に倒れ掛かった倒木をチェーンソーで倒木を切
 るなどの作業に3名で従事中、被災者は、屋根上で除去
 作業を行っていたところ、木に押された状態で約5m下
 の地面玉石上に転落し、頭を強打し死亡した。
              (下野新聞記事による)

 H22. 4. 6(火) 9:00頃
 
 建設作業員 男 71歳


   (大田原監督署管内)


《携帯丸鋸で右大腿部を切り、失血性ショックで死亡》

  被災者は、電動携帯用丸のこを使用して、丁張り等
 に使用する4cm角材で杭を作成中、被災者が右太ももか
 ら失血して倒れているのを事業主が発見、救急車で病
 院に運ばれたが、失血性ショックで6時間後死亡した。
              (下野新聞記事による)




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